inotiyorokondeiru’s blog

もともと生まれながらの幸福を「命、よろこんでいる」と表現しています。

命や生きていることを実感することです。

よろこびには不平、不満、争い、妬みなどの概念は存在しません。

「命、よろこんでいる」という言葉について思索したり、瞑想したり、あるいは直接言葉を反復していると、あるときまるで視界が開けたように、今まで妄想にしがみついてがんじがらめになっていた自分に気付かされることでしょう。

頑なな気持ちから解放され、ゆとりをもって周囲を見ることができるようになることから、多くのストレスが消えて、前向きに物事に取り組む力が湧いてくるはずです。

勿論、満足感を得ようと考えることや、欲を持つことが全て悪いとは限りません。

便利になることや楽しみを得ることを求める、欲の追求の過程で生まれた製品や政策で多くの恩恵を受けるのも確かです。

しかし、欲望は限りなく増大し雪だるまのように膨らんで、ついには破滅へと導くことも確かです。人間は何時の間にか、全て思い道理になると思い込み、あらゆるものを支配しつつあります。破滅への道へ入り込んでしまわないうちに、「命」について、そして何のために「生きている」のかを謙虚に考えたいものです。

                        命、よろこんでいる