2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
脳は、その日まで生きてきた情報が、いっぱい詰まっています。 良い情報から悪い情報、知らない方がよい情報、色々混じっています。 だから、心配するなと言っても心配してしまうでしょう。 要らないことや詰まらないことを、考えるなと言っても勝手に考えて…
この世界は相対ですから、矛盾があるのは当たり前と言えます。 矛盾が当たり前なら、それで苦しむのはおかしいのではないでしょうか。・・・ だから矛盾を超越しておかなければ、それを楽しむことはできません。 超越とは、そこにある環境にとっぷり浸かって…
満足感を幸福と思い込んでいると、 幸福の比べ合いになっても気付かず、自分だけの幸福を求めてしまいます。 精神を大切にしている人でも、自分の信じる神様だけが大切で、 他の神様や仏様はどうでもよいことになります。 精神性を大切にすることから言えば…
原発は危険があるので反対したいと思うのですが、 多額の金が舞い込んでくるとなると、その誘惑を振り払うことは結構難しいようですね。 其処には権力と資本家が一緒になって、大きな力が働いているようです。 庶民は大抵の場合、お金の誘惑に負けることが多…
寿命を「命」だと思っていると、 何時まで生きられるかとか、生きているうちに何がしたいとか、生き方を考えてしまいます。 それでは生きている根源の「命」を意識すのは難しいようです。 皆、競争をして生き抜かなければならないので、 「命」が「生きてい…
脳はたえず自己を意識しています。 そこまで自己主張できるか、…と言うか、自己実現が生き甲斐になります。 それだけでは十分ではありません。社会はそれで、うまく機能していないと言えます。 生きる為に競争も、戦いも、してしまいます。 脳が中心で生きる…
自己を命に置けば、私は=命は「生きている」ことになります。 しかし、脳に自己を置くと、脳そのものが自分になってしまいます。 生かされているというよりも、脳が自力で生きている意識になります。 全ての人が、脳を使って活動していることを生きていると…
人は「命」によって「生かされている」と考えることはできるはずです。 つまり、「命」があるから「生きていられる」と思うことはできるでしょう。 脳は「生きている命」によって「生かされている」。そのおかげで生きることができるわけです。 でも、「生き…
喜怒哀楽の感情を離れて「生きている」ことを考えることは、 脳の考える常識を横に置いて常識では考えたことのない「生きている」を考えることです。 今まで考えたこともなかったことを考えるのですから、かなり意識しなければなりません。 人は脳の働きによ…
「生きている」と言うことは、一般的に考えられている「単なる生きている」こととは違います。 考えなければ、食べる為だけに生きていると思ってしまうかもしれません。 単なる動物であれば、それで良いのかもしれませんが、人間は考える動物です。 動物なら…
私達は比較の世界で生きているので「よろこんでいる」を「よろこんでいない」と反論できます。 あらゆることに比べることができるからです。 「命、よろこんでいる」ことに全く気付かないと、単なる一人の意見になってしまいかねません。 見えるものだけに偏…
「命、よろこんでいる」ことが全く分からなと、単なる理想か宗教と思ってしまうことでしょう。 比較の世界の中で影も形もない「命」と言う全く無の何かを言葉で表すと、 必ず反対の考えが出てきます。 ある形にしてしまうと、そのことで比べてしまい本質の「…
生きとし生けるものの原因は「命」であり、 全人類同一の「生きている」が、まず全ての始まりの原因です。 その「命」こそが自己の本体であり、全人類同一の「幸福」です。 それを「命、よろこんでいる」と言う言葉で表現しています。 「命、よろこんでいる…
もともと「命」が自分と言う意思でいつも生きています。 それを受けて、脳では脳の持つ機能に従って自己意識が生まれ環境に反応していきます。 脳は自己意識を発生させる機能を持った臓器ですが、 あらゆる環境に反応することで自己意識が主体的に働きますか…
寿命を与えられて生きている脳は「命」を感じているはずですが、 脳としての機能は、「命」は形ではない為、 「命」の存在はまるで感じていないかのようで全くわかりません。 もちろん、人々は脳と自己との関係を区別して考えたこともないかもしれません。 …
悩む時、悲しむ時、励んでいる時、楽しんでいる時、 全ての時を自分が体験していると思っています。 それこそが自分が生きているものだと、疑うことなく自己の存在を主張しています。 夢を見ている時の主人公も、自分という意識が働いています。 しかし、全…