「命、よろこんでいる」は何時も変わりません。・・・「完全」です。 脳の五感とは関係なく「生きている」のです。 つまり、「命、よろこんでいる」のは時間や場所に関係なく続いています。 体が自然に「よろこんでいる」と意識できるまで心で口ずさんでいる…

「命、よろこんでいる」と言い、特別に、しっかり言葉にしないと意識にはなりません。 私達は太陽が東から昇り、西に沈んでいく様子に美しさを感じながら、 自分も地球と一緒に自転していることに、ほんの少しの違和感も感じていません。 その矛盾を考えても…

「生きている」のは、全ての人がもともと公平であり平等であるという形の表れです。 しかし、形になっていると、どうしても自分の形から全てを図ってしまうようになります。 その結果、不平等が生まれてしまうのです。 福沢諭吉は、「天は人の上に人を造らず…

見えることや感じることを大切にしてきた私達は、 形にとらわれすぎて不公平を生み出し、 何とか公平な社会を実現しようと努力しても、さらに不公平が生まれてくる始末です。 益々「人間は何のために生きるのか」から、はるかに離れた発想をして、 生きるた…

形がどのように違っていても、その違いを本当に認め合うことができるようになるには、 私達「人類は一人残らず皆が幸福である」ということに気付く必要があります。 その結果として、世界平和が当然になるのです。 「一人残らず幸福」であることを「命、よろ…

勉強や仕事など、しなければならないことを義務や責任ですると、 本質的には強いられていることになるでしょう。 形の違いから自己防衛が中心になり、 どうにかして生き残りたいという意識が生まれたり、 もっと楽をしたい、世界を支配したいという欲望が生…

この世界では「人間は何のために生きるのか」という質問に明確な答えはありません。 私達は死ぬために生まれてきたわけではありませんし、 競争するためでもなし、問題を解決するために生きているとも言えません。 勉強するためでもなし、働くためでもないは…

「命、生きている」と言うと、私たちの脳としては、 どうにかして自分の思う通りに生きていきたいと思う本能を持っているので、 その意識が自己中心的になり、命で生かされていることを 自分が生きていると言う意識になっています。 なぜなら脳は、そこに起…

私達の脳が「自分は生きている」と感じるのは、 現象に反応する五感の機能を持っているからです。 そして、そのことによって形(体)を維持するため、現象に影響されてしまうのです。 脳は自分の考えたいように考え、 自己実現こそが自分の生きる目的だと思っ…

私たちの脳は、はっきりと形を持っているので違いを主張します。 私たちが「世界平和」を求めながらもそれを実現できないのは、 形の違いが自己主張となって、お互いに譲れない自己の正義が邪魔になっているからです。 「命、よろこんでいる」は自己主張はあ…

「命」がある種の意思と理解すると、霊とか守護神のイメージがついてくるかもしれません。 あるいは信仰の対象になるかもしれません。・・・ けれど、「命」を全ての根源と位置づけすれば、形にはならないかもしれませんが、 無から有へと変化した過程で、結…

細胞には意思があると考えている人がいるようです。 そうであれば、いろいろな形を構成している細胞の一つ一つはそれぞれの意思を働かせて、 それぞれのあるべき形に従って活動したと言うことになります。 このことから、その根源である「命」が意思のような…

創造については、科学的な変化が起こったと考えられます。 例えば、水は酸素と水素による科学的な変化の結果、生まれたものです。 其処に存在する水は、もはや酸素でも水素でもありません。 しかし水は、もともと酸素であり水素だったのです。 一旦形になっ…

「完全な公平」であり、「同一」であり、全てです。 それが「命」です。そこを「命、よろこんでいる」と表現しています。 「同一」とは「別れていて同時に一体」と言うことです。 「全て」＝「一個」が同時に成り立っているのです。 「命」は同一であり全て…

形あるものは完全ではなく、すでにその形の制限を受けています。 寿命も形に属していますから、時間的な制限を受けています。 形はお互いの違いから比較し合って影響を受けたり、果ては殺し合ったり、支配したり、 とにかく干渉しないではおれないようですが…

「命」は過去、現在、未来、という時間の枠を超えて、同時に「絶対」ともいえます。 「絶対」は比較することが出来ません。なぜなら全てが「同一」だからです。 私達人類が、「同一」の「命」で生かされていることに、気付くことが出来れば、 人類の本質的な…