私達は、制限を受けた中で、何とか自分の満足感を満たそうと日々努力を重ねている時間、即ち寿命でさえ、「命」なくしては存在しないのです。
にもかかわらず、まるで「自分の力で生きている」かのように多くの人は錯覚していて、そのことに全く気付いていません。
では、そもそも影も形もなく見ることもできない「命」について、どう受け止めたらよいのでしょうか。・・・
それは、私、そしてあなたの存在が「命」を証明しているのです。
そして、その「命」は完全であり、感動であり、もともとの「幸福」なのです。
その「幸福」は決して「貴方の幸福は、私の不幸」なんてことにはなり得ないのであって、本来「幸福」とは「貴方の幸福は、私の幸福」であるはずです。
「幸福」に上下や価値観の違いがあるとすれば、それはもはや「幸福」とは言い難く、満足感に類するものと考えられます。
これらのことを説明するのは大変難しく、それを「命、よろこんでいる」と言う言葉で表現しています。 命、よろこんでいる